雨乞岳~御在所岳
2013-08-24
2013年 8月 3日憧れだった西穂~奥穂の縦走(一日目,二日目,三日目)を終えて最初の山行に選んだのは雨乞岳~御在所岳
・御在所岳(三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市の境:標高1,212m)は鈴鹿山脈で第3の高峰
・雨乞岳(滋賀県東近江市と甲賀市の境:標高1,238m)は山頂に大峠ノ沢という小さな池があり、古くから雨乞信仰の対象とされていたことが山名の由来となったとのこと
鈴鹿山脈で第2の高峰
(鈴鹿山脈の最高峰は御池岳:標高1,247m)
鈴鹿セブンマウンテン(鈴鹿山脈の藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳の7山)のうち2山を歩いてきました
※鈴鹿セブンマウンテンとは、昭和39年 近鉄主催で鈴鹿の山々を登るという登山大会が実施され、対象として選ばれた7つの山々の総称
(鈴鹿セブンマウンテンの最高峰は雨乞岳、第2の高峰は御在所岳)
鈴鹿スカイライン(国道477号線) 武平峠の滋賀県側トンネル手前の駐車場
駐車したところの反対側にも駐車できるスペースがあり10台くらいは駐車できそう
滋賀県警察ではインターネット登山届が提出可能
今回はインターネットで事前に提出済み
駐車場から少し滋賀県側に戻った雨乞岳への登山道入口
登山届を提出するポストあり
ポストの名前がS HONDAさんになっていたけど・・・誰??
気を引き締めて出発
最初から少し荒れ気味な登山道
道が広くなり平らなところをどんどん歩いていきます
川沿いを歩くと涼しくて気持ちいい
各所にあったレスキューポイント
ポイントで携帯のつながらないところが多いです
川を渡ったり川沿いを歩いたりを繰り返しながら進んでいきます
どんどん山の中に入り込んでいきます
急激に高度を上げるわけでもなく川の音を聞きながら快適に歩いていけます
雨乞岳までは要所に案内板があり地図と見比べながら歩いていけます
七人山まですぐ近くなので寄道することに
この辺が七人山です!って印
特に何もありませんでした
分岐まで戻り雨乞岳に向かいます
雨乞岳への上り
少しづつ高度を上げていきます
この辺は侵食が進んでいました
天候が思わしくない・・・風も出てきたし・・・
雨乞岳は周辺をクマザサで覆われた山
青い空、クマザサの緑を想像してきたけど・・・一面真っ白
真っ白・・・
途中の東雨乞岳に到着
地図には展望良好とあるんですけどね
雨は降ってないけど風が強く、じっとしていると半袖では寒いくらい
この先もこんな天気じゃつまらないし引き返そうかなぁと思ってました
でも天気予報は曇のち晴れ
雨乞岳から先は一度下り沢沿いを歩くルート
御在所岳に着く頃には晴れていることを信じて先に進みます
天候が良ければ一面クマザサで綺麗なんでしょうね・・・。
クマザサはスクスク育っていて場所によっては身長178cm目線くらいの高さ
藪漕ぎをしつつ雨乞岳到着
山頂はそれほど広くありません
山頂の看板はかわいそうなことになってました
鈴鹿セブンマウンテンの痕跡
2つ目の御在所岳を目指し出発します
ササを漕ぎ漕ぎしながら進んでいきます
この辺から急降下
足元は滑りやすく下りにくいところでした
大きな杉の木が見えてきました
もうすぐ杉峠の分岐
分岐を御池鉱山旧跡方向に進んでいきます
御池鉱山旧跡は、明治末期の全盛期には300人余りが働いていて主に銀・銅を採掘していたとのこと
山深い場所に神社、小学校があり300人余りの生活があったとは驚きです
その頃の様子を想像しながら歩いていきます
ルートの状況が心配だったけどテープ、標識が要所にあって安心でした
手書きの標識がありがたい
場所によっては見た目よりいやらしいトラバース
ありがたいです
沢沿いをどんどん歩いていきます
この時期に歩くのが最適ですね
丁寧に書かれた標識がありがたい
石から石へと飛び移り向こう岸へ
こういうのも助かります
御在所岳へは国見峠を経由して行く予定
標識と地図とを見比べながら進んでいきます
国見峠に向けての上り
いろんな景色が楽しめ飽きないコース
歩いていてもアスレチック感覚で楽しい
今回の山行で御在所岳周辺を除いて唯一出合えた方
ルート上で一人しか合わなかった山行も珍しいかも
岩の形状が変わってきました
もう少し、かな
国見峠はまだかなぁ・・・。
あれっ
ここはどこ??
たぶん向こうの方が国見岳、かな?
国見峠から国見岳をピストンして御在所岳に向かいたかったんだけどなぁ・・・。
知らぬ間に国見峠を通り過ぎて御在所スキー場まで来ちゃったみたい
・・・という事で御在所岳頂上到着
今日は滋賀県から登ってきて三重県側へ下っていきます
せっかくなので望湖台に行って展望を楽しんできました
遠~くに琵琶湖がなんとなく見えました
頂上付近で昼食を食べ、しばしマッタリ
とてもいい天気
東雨乞岳から引き返さなくてよかった
時間もあるので山上公園方向へ
レストラン アゼリア近くの見晴台より
四日市市方向
セントレアも見えました
右の高い山が鎌ヶ岳(標高1,161m)
鈴鹿セブンマウンテンの一つです
武平峠の駐車場に下りるには御在所岳に戻らなくてはいけません
スキー場を上り返すのも疲れちゃうので・・・文明の力に身を委ねました
(山登り装備でリフトに乗るのは恥ずかしかったんですが・・・)
楽チ~ン
御在所岳頂上に戻ってきて武平峠方向に下っていきます
途中に寄道した長者池
おたまじゃくしがたくさん泳いでました
ここから先、誰とも合いませんでした
足元が滑りやすいのでゆっくりと下っていきます
右下の岩が鎌ヶ岳に『いいね』
(ってしてるっぽい)
御在所岳で少しマッタリし過ぎたので鎌ヶ岳には行きませんでした
どこかのお山と絡めて今度来ようっと
高度をグングン下げていきます
武平峠の分岐
御在所岳、鎌ヶ岳へは滋賀県、三重県側ともここで合流します
駐車場まで戻ってきました
それにしてもいい天気になったなぁ・・・。
駐車場からトンネルを三重県側に抜けて鈴鹿スカイラインを下った所にある
湯の山 絵野温泉 希望荘
温泉で汗を流してサッパリ
露天風呂からの眺めが良くて四日市市・伊勢湾が見渡せます
雨乞岳周辺の展望を楽しめなかったのは残念だったけど渓谷沿いのルートには大満足でした
自然の中を歩いてるぞって感じで飽きずに歩くことができます
地図には道がわかりにくいと書かれているところもあったけど各所にテープ・印があったので大丈夫でした
でも国見峠から国見岳への分岐が分からなかったんだよなぁ・・・
ルート上、足元が崩れやすかったり侵食が進んでいるところなど自然のままのところも多かったのでこれから先、状況は変わっていくかもしれませんね
山さん遊ばせてくれてありがとう
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